解答・解説

2つの商品の買い方の組み合わせ - 灘中入試模試 【0041】 解答・解説

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解答

1900円

解説

「AとBをあわせて6個買ったら7100円した」という情報ですが、A,B の個数の内訳としては

(6,0), (5,1), (4,2), (3,3), (2,4), (1,5), (0,6)

がありえます。しかし、ともに偶数個の (6,0), (4,2), (2,4), (0,6) は合計金額が200円の倍数(百の位が偶数) になり、(3,3) は300円の倍数になるため、7100円となることはありえません。

つまり、ありえる可能性は

(5,1), (1,5)

の2択です。AとBのどちらが5個買ったかはわかりませんが、聞かれているのが 「AとBを1個ずつ買うといくらか」なので、Aを5個Bを1個買ったと仮定して進めていきます。

次に、「あわせて8個買ったら6900円した」という情報を考えます。先ほどと同じ理由で A,B の買った個数が

(8,0), (6,2), (4,4), (2,6), (0,8)

の場合は合計金額が200円の倍数にならなくてはいけなくなるので、6900円となることはありえません。

ありえる可能性は

(7,1), (5,3), (3,5), (1,7)

の4択です。しかし、先程Aを5個、Bを1個買って7100円したわけです。そのため、(7,1) や (5,3) 個買った時の金額は 7100円より大きくなるはずなので、6900円となることはありえません。

従って (3,5), (1,7) だけ考慮します。

Aの値段を 1\ctext{1}、Bの値段を 1\rtext{1} とします。

Aを1個、Bを7個買った場合

5+1=7100…(1)1+7=6900…(2)35+7=49700…(3):(1)×734=42800…(4):(3)−(2)\begin{align*} \ctext{5} + \rtext{1} &= 7100 && \dots (1) \\ \ctext{1} + \rtext{7} &= 6900 && \dots (2) \\ \\ \ctext{35} + \rtext{7} &= 49700 && \dots (3): (1) \times 7 \\ \ctext{34} &= 42800 && \dots (4): (3) - (2) \\ \end{align*}

となりますが、42800 が 34 で割り切れず、「値段が100の倍数になる」という問題文に当てはまりません。

Aを3個、Bを5個買った場合

5+1=7100…(1)3+5=6900…(2)25+5=35500…(3):(1)×522=28600…(4):(3)−(2)1=13001=600\begin{align*} \ctext{5} + \rtext{1} &= 7100 && \dots (1) \\ \ctext{3} + \rtext{5} &= 6900 && \dots (2) \\ \\ \ctext{25} + \rtext{5} &= 35500 && \dots (3): (1) \times 5 \\ \ctext{22} &= 28600 && \dots (4): (3) - (2) \\ \ctext{1} &= 1300 \\ \rtext{1} &= 600 \end{align*}

となり、A, B の値段が求まります。

よって答えは 1300+600=1900円1300 + 600 = 1900\text{円} です。

算数のたきび

何十年も前に作った問題ですが、この問題に関しては作問時の記憶が全くありません。

で、久しぶりに解いてみて、あれれ?どう解くのこれ、と一瞬思い、解き進めながら「あーなるほどね」と思いました。

過去の自分ながら、解いてほしい謎の部分のエッセンスと、数字調整が両方うまくできているなと思います。

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作問者: 算数のたきび

灘中高 → 東大 → Googleを経て現在

元灘中高数学研究部(部長4年間)。何十年も前に文化祭で「灘中入試模試」企画を始めて、第1回〜4回の作問を担当。算数好きが楽しめるようなオリジナル算数難問をお届けします。