解答・解説

正六角形の5等分【0025】 解答・解説

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解答

3 : 12 : 4

解説

一辺が1cmの正三角形の面積を 1\ctext{1} とします。

その時、60°や120°に開いた角度の二辺で作る三角形の面積は簡単に表せます。

例えば、60°に開いた角度の二辺の長さが3cm, 5cm だとすると、その面積は 15\ctext{15}です。

また、120°に開いた角度の二辺の長さが3cm, 5cm の時でも、その面積は 15\ctext{15}です。

仮に正六角形の一辺を1cm とおいて、正六角形全体の面積を 6\ctext{6} と置いてみましょう。

そうすると、5等分の面積は 1.2\ctext{1.2} です。

AP:PBを求める

図1

三角形BCD の面積は 正三角形一つ分と同じ面積です。(120°に開いた1cmと1cmでできる三角形 ということからも説明できます。)

つまり、三角形BPDの面積は 1.2−1=0.2\ctext{1.2} - \ctext{1} = \ctext{0.2} と分かります。

三角形ABD の面積は 2\ctext{2} です。(理由: ABCDからBCDを引いてもいいですし、ABに対するBDの高さは正六角形の中心までの高さの2倍、と言ってもいいです)

なので三角形 APD : BPD = 1.8:0.2\ctext{1.8} : \ctext{0.2} となり、 AP : PB = 9:1 とわかります。

三角形EPQの大きさを求める

図2

三角形 QDPの面積も 1.2\ctext{1.2} です。三角形PEDの面積は三角形BEDの面積と等しく 2\ctext{2} なので、三角形PEQ の面積は 0.8\ctext{0.8} となります。

REの長さを求める

図3

5等分された四角形PQERの面積が 1.2\ctext{1.2}であり、四角形PQER = 三角形PEQ + 三角形PRE であるため、三角形 PRE の面積は 1.2−0.8=0.4\ctext{1.2} - \ctext{0.8} = \ctext{0.4} となります。

REの長さを求めるには、辺EFに対するPの高さが必要です。

三角形FAEが 1\ctext{1}、三角形FEBが2\ctext{2}であることから、EFに対する P の高さは、Bまでの高さの

1.0+0.91.0+1.0=1920\dfrac{1.0+0.9}{1.0+1.0} = \dfrac{19}{20}

倍とわかります。つまり三角形 REBの面積は

0.4÷1920=819\ctext{0.4} \div \dfrac{19}{20} = \ctext{\frac{8}{19}}

です。 三角形 FEBの面積は2\ctext{2}だったので、REの長さは

819÷2=419\frac{8}{19} \div 2 = \frac{4}{19}

となります。

SRの長さを求める

図4

三角形PSRの面積も1.2\ctext{1.2} です。

三角形PSRの面積が0.4\ctext{0.4} で、三角形PSRの面積はその面積の3倍となっているので、SRの長さはREの長さの3倍の 1219\dfrac{12}{19} と求まります。

FSの長さを求める

残った FS の長さは

1−419−1219=3191 - \dfrac{4}{19} - \dfrac{12}{19} = \dfrac{3}{19}

と求まります。

比を求める

よって FS:SR:RE の比は

319:1219:419=3:12:4\dfrac{3}{19} : \dfrac{12}{19} : \dfrac{4}{19} = 3 : 12 : 4

となります。

算数のたきび

辺FEに対する P の高さの処理の扱いが難しいかと思います。

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作問者: 算数のたきび

灘中高 → 東大 → Googleを経て現在

元灘中高数学研究部(部長4年間)。何十年も前に文化祭で「灘中入試模試」企画を始めて、第1回〜4回の作問を担当。算数好きが楽しめるようなオリジナル算数難問をお届けします。