解答・解説

排水口が3つある水槽に水を溜める【0015】 解答・解説

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解答

6060秒

解説

各エリアに水が溜まるのにかかった時間は

図1

水の注ぐスピードを 1\rtext{1}、一つの排水口の排出スピードを 1\ctext{1}とすると、各エリアの水が溜まるスピードは

図2

となります。ここで、1−3\rtext{1} - \ctext{3} の2つの部分は、スピードが同じです。xx と yy を図の部分の底面積とすると、

(x+y)×6cm:y×21cm=450:420(x+y) \times 6 \mathrm{cm} : y \times 21 \mathrm{cm} = 450 : 420

となるので、

(x+y):y=4506:42021=15:4(x+y) : y = \dfrac{450}{6} : \dfrac{420}{21} = 15:4

から

x:y=11:4x : y = 11:4

となります。

さて、溜めるのにかかった時間と溜まるスピードが分かっているので、水が溜まる容積は

図3

とわかります。これが左側と右側で 11:411:4 ということが分かっています。

左側の容積=(440−880)+(240−240)+(320−640)=1000−1760右側の容積=420−1260\begin{align*} \text{左側の容積} &= (\rtext{440} - \ctext{880}) + (\rtext{240} - \ctext{240}) + (\rtext{320} - \ctext{640}) \\ &= \rtext{1000} - \ctext{1760} \\ \\ \text{右側の容積} &= \rtext{420} - \ctext{1260} \end{align*}

なので

1000−1760:420−1260=11:44000−7040=4620−138606820=62011=1\begin{align*} \rtext{1000} - \ctext{1760} : \rtext{420} - \ctext{1260} &= 11 : 4 \\ \\ \rtext{4000} - \ctext{7040} &= \rtext{4620} - \ctext{13860} \\ \ctext{6820} &= \rtext{620} \\ \ctext{11} &= \rtext{1} \end{align*}

とわかります。ここで、もう一度水の溜まる量を排水スピード 1\ctext{1} 基準で書き直すと

図4

となります。水を抜く時のスピードは

図5

なので、割り算すると水を抜くのにかかる時間が分かります。秒で表すと

図6

となります。これらは同時並行で排出されるので、一番最後に空になるのはBです。

答えは

1200+1980+2880=6060秒1200 + 1980 + 2880 = 6060秒

です。

算数のたきび

Aが最後に空になるのではないところが引っ掛けです!

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作問者: 算数のたきび

灘中高 → 東大 → Googleを経て現在

元灘中高数学研究部(部長4年間)。何十年も前に文化祭で「灘中入試模試」企画を始めて、第1回〜4回の作問を担当。算数好きが楽しめるようなオリジナル算数難問をお届けします。