解答・解説

縦横に規則的にならんだ数字の2×2マスの和【0021】 解答・解説

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解答

234, 235, 265, 266

解説

Aをある平方数、Bを次の平方数とすると

図1

という並び方をしています。

A+Bは必ず奇数となっています。

選んだ2×2マスが右上側にある場合は、図2のように上2マスの合計と下2マスの合計の差は2で、上2マスの方が大きいです。合計が1000ということから

図2図2

となります。

また、選んだ2×2マスが左下側にある場合は、下図のように左2マスの合計と右2マスの合計の差は2で、右2マスのほうが大きいです。よって

図3図3

となります。

というわけで、足して500近辺になる2つの連続する平方数の和を探していくと、

15×15+16×16=48115 \times 15 + 16 \times 16 = 481

と

16×16+17×17=54516 \times 16 + 17 \times 17 = 545

が見つかりますが、481の方が500に近いです。そのため、481からだんだん増えていくという、左下側に注目するべきです。

左下側の左端は A+1, B+1 という2つの数字なので、今回の場合 15×15+1=22615 \times 15 + 1 = 226 と 16×16+1=25716 \times 16 + 1 = 257 が並びます。

図4

そして右に見ていった時に和が 499, 501 となる場所を探します。

縦の合計が 483 から 499 と 16増えているので、右に8マス行ったところとわかります。

よって226と257 に、8と9を足した

234235
265266

が答えの候補となります。位置を確かめると 16,17段目の9,10列目にあるので、まだ左下側に収まっています。

よって、上の4マスがそのまま答えとなります。

算数のたきび

対角線上を考え出すと面倒だったので、答えは1つしかありません、を入れてしまいました。

余談

右上には無い証明

右上にあるとすると、 16×16+17×17=54516 \times 16 + 17 \times 17 = 545 の場所 (つまり16,17列目) から下に下っていき、横2マスの和が(501, 499) となる場所を探します。それがあるとすれば (545−501)÷2=22(545 - 501) \div 2 = 22 段下がったところ (つまり23段目)になりますが、そこは右上側ではなく、対角線をまたいでしまっています。

対角線上には無い証明

を考えます。A = n2n^2とすると、

n2−(n−1)n^2 - (n-1)(n+1)2−(n−1)(n+1)^2 - (n-1)
(n+1)2−(n+1)(n+1)^2 - (n+1)(n+1)2−n(n+1)^2 - n

なので、4つの合計は n2+3(n+1)2−(4n−1)=4n2+2n+4=1000n^2 + 3(n+1)^2 - (4n-1) = 4n^2 + 2n + 4 = 1000

これは自然数ではないので、ありません。

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作問者: 算数のたきび

灘中高 → 東大 → Googleを経て現在

元灘中高数学研究部(部長4年間)。何十年も前に文化祭で「灘中入試模試」企画を始めて、第1回〜4回の作問を担当。算数好きが楽しめるようなオリジナル算数難問をお届けします。