解答・解説

何個配ったかわからない時のアメ玉の個数と人数【0026】 解答・解説

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解答

一袋32個。人数は19人。

解説

一袋のアメ玉の数を 1\ctext{1} として、人数を PP としましょう。

すると、条件文から

3−1がPの倍数(1)\ctext{3} - 1 \text{が}P\text{の倍数} \tag{1} 5−8がPの倍数(2)\ctext{5} - 8 \text{が}P\text{の倍数} \tag{2}

だと分かります。そこで 2×(1)−(2)2 \times (1) - (2) を計算すると

1+6\ctext{1} + 6

も PP の倍数だと分かります。では 1+6\ctext{1} + 6 は PP の何倍でしょうか。

「1袋の時は、一人1個配った後、アメが何個か余ります。」という条件は

P<1<2×PP < \ctext{1} < 2 \times P

を意味しています。そのため、「1+6\ctext{1} + 6 が PP の1倍」ということはありえません。

また、「1+6\ctext{1} + 6 が PP の3倍」となるためには

3×P=1+6<2×P+63 \times P = \ctext{1} + 6 < 2 \times P + 6

となり、 P<6P < 6 でないといけません。しかし、アメが8個余ることから P>8P > 8 となるので矛盾します。

同様に、「1+6\ctext{1} + 6 が PP の4倍やそれ以上」の場合も、PP は6よりもっと小さい数でないといけないので矛盾します。

そのため、1+6\ctext{1}+6 は 2×P2 \times P の可能性しかありません。

1=2×P−6\ctext{1} = 2 \times P - 6

を (1) に代入すると

3−1=3×(2×P−6)−1=6×P−19\ctext{3} - 1 = 3 \times (2 \times P - 6) - 1 = 6 \times P - 19

となり、これが PP の倍数になるということは、19が PP で割り切れる必要があります。

P>8P > 8 より、P=19P = 19 に確定します。

この時、一袋のアメ玉の数は

1=2×P−6=32\ctext{1} = 2 \times P - 6 = 32

となります。

算数のたきび

アメ玉を何個配ったかの情報を隠すことで、過不足算から約数の問題に変化しましたね。

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作問者: 算数のたきび

灘中高 → 東大 → Googleを経て現在

元灘中高数学研究部(部長4年間)。何十年も前に文化祭で「灘中入試模試」企画を始めて、第1回〜4回の作問を担当。算数好きが楽しめるようなオリジナル算数難問をお届けします。