2000を割ったら余りが商より47大きい - 灘中入試模試 【0031】

何十年も前に灘中の文化祭の数学研究部の展示の中で「灘中入試模試」という企画を自分が始めました。その中から良問を振り返ります。自分のルーツとも言えるべき問題です。
問題文
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2000を2桁整数である  \rtext{  }で割ると余りが商より47大きくなった。

算数のたきび

昔作った一行問題です。

なぜ2000を使っているかと言うと、この次の年が西暦2000年だったからです!

歴史を感じますね。

困った時だけヒントを見ましょう
ヒント1を表示▼

割り算の基本関係式「(割られる数)=(割る数)×\times(商)+(余り)」を思い出しましょう。

商を BB とおくと、余りはどのように表せるでしょうか? また、割り算が成り立つために、割る数と余りの間にはどのような大小関係が必要でしょうか?

ヒント2を表示▼

割る数を AA、商を BB とおくと、

2000=A×B+(B+47)2000 = A \times B + (B + 47)

となります。47を移項して共通因数 BB でくくると、

1953=(A+1)×B1953 = (A + 1) \times B

と変形できます。1953を素因数分解して、AA が2桁整数であることと、A>B+47A > B + 47(割る数 >> 余り)を満たすペアを絞り込んでみましょう。

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作問者: 算数のたきび

灘中高 → 東大 → Googleを経て現在

元灘中高数学研究部(部長4年間)。何十年も前に文化祭で「灘中入試模試」企画を始めて、第1回〜4回の作問を担当。算数好きが楽しめるようなオリジナル算数難問をお届けします。