直角三角形を回転させて辺と頂点を重ねる【0037】 解答・解説
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解答
解説
辺 BC と辺 AB’ の交点を D とします。求める重なり部分は三角形 ADC です。
角ABCを◯、角BCAを×と置きます。◯+×=90°です。

図のようになります。ここで、AC = AC’ なので、アの角度は×です。
点C周りの角度の関係から、イ+×+ア=180° です。◯+×=90°を思い出すと、イ=◯+◯です。
角B’DC = 180°-◯-イ
角BDA = 180°-◯-ウ
角B’DC = 角BDA なので、ウ = イ = ◯+◯ と分かります。
角B’AC = 90°-ウ であり、また 90°-エでもあります。
よって エ = ウ = ◯+◯ と分かります。
ここまでをまとめると、

となります。
さて、三角形ADCの面積を聞かれていますが、AC=1cmなので、DのACに対する高さが分かるはずです。そこでその高さを求めたいですが、ぱっと分かりそうにありません。
でも、DのACに対する高さが分かるということはCD:DBも分かるはずです。Dの場所が正確に分かるということは、B’の場所も正確に分かるはずで、となるとC’の場所も正確に分かるはず、ということで、C’の場所を特定していく方針を採用します。
CC’に垂直二等分線を引いて、交点をMとします。

さらに、MとC’からCAに垂直に線 (垂線) を引きます。

◯と×の直角三角形の辺の長さの比は 1:2 だったので、CE:EM = 1:2、そして EM:EA = 1:2 となります。つまり以下の図のようになります。

CM:MC’=1:1 なので三角形CEMとCFC’は相似比1:2であることが分かるので、

となります。
CA= ですが、CA=1cm だったので、 は 0.2cm とわかります。
つまりAから見て、C’の位置は右に0.8cm, 上に0.6cm行った場所にあります。
最初の方の図に戻ると、角DAC’は直角でした。

そのため、Aから見てDの位置は左に、上に 行く方向にあります。
求めたいのはDのACに対する高さでした。DからACに垂直な線を下ろし交点をGとするとDG:GA = 3:4 となります。

また、DG:GC = AB:AC = 2:1 となります。よって、上の図のように G は CA を 1.5 : 4 に分ける点となります。
よって から、 です。
求めたい高さDGは なので、三角形 ACD の面積は
となります。
最初に出てきた ◯という角度は 右2、上1 の三角形を作る角度でした。
この時、 という角度は右3、上4 の、いわゆる 3:4:5 の直角三角形を作るという性質は有名かもしれません。これを知っていると、中盤のややこしい気づきをショートカットできます。
これは逆に3:4:5の直角三角形に入る内接円の半径が1という性質から逆に求めることもできます。
数学では、◯と表した時 と言います。その時 の二倍角の公式を使うと とすぐ分かります。











