解答・解説

3種類の食塩水の組み合わせ【0019】 解答・解説

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解答

A = 8%, B = 14%, C = 5%

解説

例えば A=3%, B=9% だとすると、Aを2杯とBを1杯混ぜると5%になります。これは「重み付き平均」をとるのと同じで

3×2+9×13=5\dfrac{3 \times 2 + 9 \times 1}{3} = 5

という状況です。コップの容積はこの問題では答えに影響しません。

A,B,C の濃度をそのまま A,B,C で表すと、問題の状況は

2×A+B3=10\dfrac{2 \times A + B}{3} = 10

と言っているわけです。つまり3つの状況を整理すると

2×A+B=302×B+C=332×C+A=18\begin{align*} 2 \times A + B = 30 \tag{1}\\ 2 \times B + C = 33 \tag{2} \\ 2 \times C + A = 18 \tag{3} \\ \end{align*}

となるのであとはこの消去算を解く(方程式を解く)だけです。どう解いてもよいですが一例として

(3) を (1)に代入

2×(18−2×C)+B=3036+B−4×C=306+B−4×C=0\begin{align*} 2 \times (18 - 2 \times C) + B &= 30 \\ 36 + B - 4 \times C &= 30\\ 6 + B - 4 \times C &= 0 \tag{4} \end{align*}

(2)×4\times 4 を (4) の両辺に足す

6+B−4×C+8×B+4×C=0+1326+9×B=1329×B=126B=14\begin{align*} 6 + B - 4 \times C + 8 \times B + 4 \times C &= 0 + 132 \\ 6 + 9 \times B &= 132 \\ 9 \times B &= 126 \\ B &= 14 \end{align*}

などと求まります。後は A=8%, C=5% も同様に求まります。

算数のたきび

塾のテキストにもでてきそうな問題なので、正直ボツにするか迷った問題です。

食塩水の問題を作ると、典型問題か超難しい問題かのどちらかができやすくて、間が難しいんですよね。

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作問者: 算数のたきび

灘中高 → 東大 → Googleを経て現在

元灘中高数学研究部(部長4年間)。何十年も前に文化祭で「灘中入試模試」企画を始めて、第1回〜4回の作問を担当。算数好きが楽しめるようなオリジナル算数難問をお届けします。